口唇ヘルペス
保険診療
口唇ヘルペス
口唇ヘルペスはくちびるやその周囲に小さな水ぶくれができます。
単純ヘルペスウィルスが原因で起こります。単純ヘルペスウィルスは感染力が強く、直接的な接触のほかにウィルスがついたタオルやグラスなどを介しても感染します。
このウイルスは、普段は神経節でおとなしく潜伏していますが、風邪などで体力が低下したときなど隙があれば再発を繰り返します。
ヒリヒリ、チクチク違和感を感じたら
大人にみられる口唇ヘルペスはほとんど再発型です。年に1~2回程度再発する場合が多いようです。
水ぶくれができる前に多くのケースでは、ヒリヒリ、チクチクといった違和感、かゆみなどが生じ、患部が赤くはれます。
この時点で治療を開始すると、症状を軽減させることができます。
口唇ヘルペスの治療
治療法としては抗ウィルス薬による薬物療法が一般的で、内服薬や外用薬で治療します。
症状が出たら、できるだけ早い時期に治療を始めるのが望ましいとされます。通常は5日間内服すれば、十分で完全に治るまで服用する必要はありません。
重症の場合に点滴注射が必要になることがあります。