水虫
保険診療
水虫
白癬菌(はくせんきん)が足の指間や足裏などの角質、爪を侵食し増殖するとかかります。
一般的には水虫や、たむし、いんきんたむし、といった通称で呼ばれています。
通気性の悪い靴を長時間はいている、など、白癬菌が繁殖しやすい環境にある方が感染しやすくなります。
原因・治療について
治療
基本的には抗真菌剤の外用で治療しますが、部位や症状の強さによっては、抗真菌剤の内服を併用することもあります。
爪白癬は、以前は塗り薬だけでは難治な場合も多くみられましたが、最近は、比較的効果がでやすい塗り薬が出てきています。
爪白癬が完治するまでの期間は、症状や爪の伸びる速度によって異なります。
爪全体に症状がある場合には半年~1年以上かかります。
自己判断で薬を市販薬を塗ってしまうと
「足がかゆいから、みずむしかなあ?」と思ったら、薬を塗る前に、まず皮膚科を受診して、真菌顕微鏡検査(顕微鏡でみずむしを確認する検査)を必ず受けましょう。
自己判断で、薬をいったん塗ってしまうと、約1か月は真菌が潜んでしまい、皮膚科を受診したときに、顕微鏡でみずむしを発見しにくくなります。
症状
下記の症状チェックリストのなかで、あてはまる項目がある方、また、気になる症状がある方は医師にご相談ください。
▼ 足白癬(足みずむし)
・足の指の間、足の裏がかゆい
・足の指の間、足の裏、足の側縁にカサカサや水疱がある
▼ 爪白癬(爪みずむし)
・爪が白色や黄色に変色している
・爪が厚い、またはザラザラしている
・爪がもろくなる